一般社団法人バイオインダストリー協会(JBA)が主催する、第10回バイオインダストリー大賞で
当社創業者、科学技術顧問の武田朱公准教授が特別賞を受賞しましたので、お知らせします。
以下、受賞内容を要約して引用します。
〈バイオインダストリー大賞 特別賞〉
〈受賞者〉武田朱公 大阪大学 大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄附講座 准教授
大阪精神医療センター こころの科学リサーチセンター 認知症ユニットリーダー
〈受賞業績(要約)〉
「アイトラッキング技術を利用した次世代型認知症検査法の開発と臨床応用・海外展開」
大阪大学の武田朱公准教授は、認知症診療の現場で感じた課題意識を出発点に、
アイトラッキング技術を活用した革新的な認知機能評価法を独自に開発した。
約3分の映像を注視する被検者の視線を記録・解析し、認知機能を定量評価する本法は、
従来の問診式検査と比較して短時間かつ客観的であり、言語依存性が極めて低いことを特徴とする。
本技術を基盤として大学発ベンチャー(株式会社アイ・ブレインサイエンス)を設立し、産学連携により開発し、
2023年に認知症領域では日本初の神経心理検査用プログラム医療機器(SaMD)として薬事承認を取得、
2025年には保険適用を実現した。
また、企業との提携により全世界13ヶ国での特許取得、4ヶ国での薬事承認など、国際展開も進めた。
言語を介さず汎用端末のみで実施可能な本法は、世界標準の認知症スクリーニング法としての発展が期待される。
大学発の独創的なシーズを実用化・産業化・国際展開へと結実させた本業績は、
バイオインダストリーの発展のために新しい分野を拓き、卓越した新価値を創出したものであり、
バイオインダストリー大賞特別賞に相応しいと高く評価された(2026年7月15日)。